宮城県の名産品:ほや酔明

宮城県の名産品:ほや酔明

MiuraSatoshi

宮城の隠れた名品、ほや酔明

 

 

 

東北新幹線が開通して以来、車内販売の定番として愛されてきた、ほや酔明(すいめい)。おつまみや、おやつとしても楽しめるほや酔明は、全国にファンが多くいる隠れた名品です。

 

 

 

東北新幹線の車内販売から広まったほや酔明

 

 

 

 

ほや酔明は、旬のほやを新鮮なうちに独自のたれに漬け込んで乾燥させ、短冊状にカットしたハーフドライの珍味です。歯ごたえのあるコリコリとした食感で、ほやの風味を残しつつも生臭さがなく、噛めば噛むほど磯の香りが口いっぱいに広がります。

生のほやはちょっと苦手だけど、これなら食べられるという方も多いはず。

 

キャラメル箱のようなレトロでかわいらしいパッケージデザインは、販売当初からほとんど変わっておらず、旅のお供にもぴったりなサイズです。

 

ほや酔明には、気の合う仲間と楽しくお酒を飲んでいると、「酔」って気分が「明」るくなり、いつの間にか夜が「明」けている。そんな楽しい席に同席させてもらえる「おつまみ」でありたい、という願いが込められています。

昭和57年、東北新幹線が開通した際に、ほや酔明の車内販売がスタート。販売開始当初は、車内販売のスタッフがウイスキーのミニチュアボトルと一緒にほや酔明をお盆に乗せて売り歩くとたちまち人気になったといいます。

今でも流れゆく窓の景色を眺めながら、お酒を片手に、ほや酔明を付属の爪楊枝でちびちびと食べるというのが東北新幹線ならではの光景です。

 

 

 

夏の到来を感じる、まさに海のフルーツ

 

 


 

 

不思議な見た目の殻付きほやは、そのカタチから「海のパイナップル」と称されています。

ほや養殖の発祥の地で生産量も全国第1位の宮城県。県内のスーパーには、5月頃から最も旬である夏にかけて殻付きのほやが鮮魚コーナーに並びます。

 

ほやは甘味、酸味、塩味、苦味、旨味の「5つの味」全てをもつ珍しい食材で、鮮度が高いほど甘味を感じやすくフルーツのようにジューシー。生のままお刺身で醬油やポン酢を付けて食べるのがおすすめです。

プルっとしていて瑞々しく、一見とても柔らかそうですが歯ごたえがあります。さわやかな磯の風味が、噛むほどにじゅわ~っと口の中に広がっていく感覚は、まさに海!他にはない独特な食感です。日本酒とのマリアージュには思わず「う~ん!」と目を閉じてしまうでしょう。

 

 

 

 

気軽に楽しめるほや酔明を片手に、おいしい乾杯を

 

 

 

 

夏が旬のほやですが、いつでもその旨味を味わいたいというリクエストにお応えするのがこちらのほや酔明。東北自動車道のサービスエリアや東京駅構内でも販売されるようになったほや酔明は、1箱350円とお手頃価格なのも人気の秘訣です。

 

定番のほや酔明の他、ほや酔明ピリ辛味、かき酔明、ほたて酔明、しゃけ酔明の5種類があり、酔明シリーズとして販売されています。すべて宮城県内で獲れた海産物を使用し、旨味がぎゅっと濃縮された珍味ぞろいなのでお酒が進むこと間違いなしです。

 

【みやぎのいいもの、旨いもの】のサイト内では「酔明味わいセット」として、酔明シリーズの全種類をお楽しみいただけます。常温保存で賞味期限が90日と日持ちするので、ご自宅用のおつまみとしても、贈り物としても喜んでいただけます。

ぜひ「酔明シリーズ」を片手に、楽しいお酒をお楽しみください。

 

 

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